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20:日本とマラウィ by ぶち姐 on 2013/11/24 at 15:29:05 (コメント編集)

こんにちは。NTCのぶち姐です。
UFOさんの隠れファンで、いつもこっそりここで
マラウィがおかれた現状を拝見しています。

それにしても、
「日本との比較」分析は見事です。
私は、教育+中東ですが、農業+アフリカも
持続可能なサポートという視点において、
問題は同じですね。

また、おじゃまします。

21:ぶち姐さんへ by on 2013/11/24 at 21:22:41

コメントありがとうございました!
隠れファンとの事、嬉しい限りです!(笑)

持続可能なサポート、それをどう実現していくかが重要だし大変ですよね。
のんびりなマラウイで、2年間の活動でどこまでできるか分かりませんが、焦らず、アンテナを常に張って活動したいと思っています!!

49:承認待ちコメント by on 2016/12/03 at 16:28:56

このコメントは管理者の承認待ちです

マラウイ農業政策に必要な2つの方針~肥料提供プログラムから考察~

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雨季に入る直前の今の時期、私の配属先である農業事務所は、
『FISP(フィスプ)』と『FILP(フィルプ)』という、
農家への肥料提供プログラムの準備をしています。

本日ミーティングがあり、FILPについて何となく理解できたので、
分かる範囲でマラウイの農業政策と課題をまとめてみました。

農業政策は肥料に頼り切っている感がすごくあって、
【それでいいの?】というのが率直な感想です。

結論としては、マラウイの農業政策において、
①「土の状態を把握し、それに合わせて肥料を適切に施肥すること」
②「適切な農業政策を立てられる人材育成」

の2点を導入・改善すべきなのではと感じました。


○2つの農業政策、『FISP』と『FILP』
・FISP(Farm Input Subsidy Program)
『農業用投入資材補助金プログラム』と訳すようです。
UREA (尿素肥料)とNPK(チッソ(N)、リン(P)、カリ(K)を含む化成肥料)の2種類を、
マラウイ政府の補助金によって購入できるというプログラムです。
政府発行のバウチャーを提示すると、割引価格で肥料が買えます。
(確か、9割引くらいのすごい勢いで割引していたと思います)

農家の方は大喜びのプログラムですが、
・バウチャーの偽物が出るなど不正が毎年起こる
・一部の農家しかバウチャーを受け取ることができない

といった問題があります。

・FILP(Farm Input Loan Program)
こちらは、今年初めて行うプログラムで、
『農業用投入資材ローンプログラム』と訳してみます。
FISPのバウチャーを受け取れなかった農家に対して、最低10人を1グループとして、
銀行から無利子で融資をするというプログラムです。
農家一人当たり3,400クワチャを融資して、UREAとNPKを1バッグずつ購入できるように補助します。

定額のローンという発想は良いと思いますが、
・確実に農家の人がローンを返済できるのか?
・申請や制度が複雑で農家の人に伝わり切っていない
・制度を広める農業普及員のやる気に格差があり、伝わり切っていない

という懸念や問題が発生しています。


○FISPの効果はどのくらいあったのか?
今年から始まる『FILP』の効果は分からないとしても、
これまで続けられてきた『FISP』の効果はどうなのでしょうか?

Wikipediaでは、とても効果があったと書かれています。
『FISP』はマラウイの農業を根本的に改善する効果を与えた。
その結果、マラウイは近隣諸国に対する食糧の純輸出国となったことが報告されている。

wikipedia マラウイの経済より引用)

ただ、JICAの専門家によると、それは怪しいとのこと。
マラウイ政府としては『効果があった』と主張しているが、
その効果が『FISP』によるものだと結論付ける客観的データがないようです。
(雨が多くて豊作になったとか、他の要因も関係するため。)

個人的には『FISP』は以前日本であった、『子ども手当』の様な、
お金のバラマキだと感じます。

マラウイの財源の40%は外国からの援助でまかなっているので、
仮に援助がなくなるとすると、この『FISP』は継続できません。
マラウイ人が自立して継続できないこの政策は、良いとはどうしても思えません・・・。


○今マラウイの農業に必要だと思う2つの方針
①「土の状態を把握し、それに合わせて施肥すること」
畑によって土の栄養状態は大きく異なります。
そして、土の状態や育てる作物によって必要となる栄養素の成分や量も異なります。

それが現在では、
一律に肥料を配布して土の栄養状態を良くすれば収穫量も上がるだろう、
という想定で進められています。

肥料のまき過ぎによる弊害で段々と効果が薄れていく事や、
化学肥料を使わなくても有機肥料や堆肥、ボカシ肥による土の状態改善ができる可能性もあります。
(参考:肥料の知識

そのため、
必要なのは肥料を配布する政策でなく、
『土の状態を把握できる(土壌診断)人の育成とその設備の充実』

ではないかと思います。

来月提出する報告書で提案してみようかと思いましたが、
実はその様な技術協力プロジェクトがJICAで始まっているようでした。
(参考:マラウイ国での土壌肥沃度向上の技術協力

②「適切な農業政策を立てられる人材育成」
個人的に、肥料に頼った政策が良い物だとはどうしても思えません。
農業分野に限らず、
長期的な視野を持って政策決定のできる上層部の人材育成が必要だと思います。
そう考えると、農業に、教育に、そして、インフラ整備等など・・・
課題は山積みで時間はかかりそうです。

○まだマラウイに来たばかり
少し調べて考察してみたものの、まだマラウイに来てから1か月半。
最近はブログを書くと毎回この結論になりますが、
「マラウイはこうなんだ!」といった変な偏見を持たず、情報収集や現状把握を続けていきます。

暑くて寝苦しい夜が続いているので、何とかしたいです・・・。

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20:日本とマラウィ by ぶち姐 on 2013/11/24 at 15:29:05 (コメント編集)

こんにちは。NTCのぶち姐です。
UFOさんの隠れファンで、いつもこっそりここで
マラウィがおかれた現状を拝見しています。

それにしても、
「日本との比較」分析は見事です。
私は、教育+中東ですが、農業+アフリカも
持続可能なサポートという視点において、
問題は同じですね。

また、おじゃまします。

21:ぶち姐さんへ by on 2013/11/24 at 21:22:41

コメントありがとうございました!
隠れファンとの事、嬉しい限りです!(笑)

持続可能なサポート、それをどう実現していくかが重要だし大変ですよね。
のんびりなマラウイで、2年間の活動でどこまでできるか分かりませんが、焦らず、アンテナを常に張って活動したいと思っています!!

49:承認待ちコメント by on 2016/12/03 at 16:28:56

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