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HIV/AIDSの原因となるマラウイの「伝統的習慣」。ワークショップで村人と考える原因と対策

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「昨日は一日中事務所のミーティング、今日もまたミーティングか~・・・」
と思って参加したミーティング、参加してみたらとても有意義なものでした。
今日のミーティングは、
「Save the Children Malawi」というNGOが実施したワークショップ。

テーマはHIV/AIDS村での発生源、対策を村人たちで考えるということでした。
参加した村人は約140名!
その方法と内容がとても勉強になりました!
完成したもの

【予備知識】マラウイにおけるHIV/AIDS問題
確か、マラウイにおけるHIV/AIDS感染率の最新データは約11%。
国の発展を考える上で、避けては通れない重要な問題です。

2005年度の調査において、マラウイに暮らす15歳から49歳までの成人のうちの
約14.1%がHIVに感染していることが明らかとなっており、
マラウイは世界で最もHIV/AIDSが流行している地域の1つとされている。
(中略)
マラウイでは、特に若い女性がHIV/AIDS流行の影響を受けており、
2005年時点では15歳以上の女性のうちの約50万人がHIVに感染していたことが知られている。
(wikipedia マラウイにおけるHIV/AIDSより)



地図と木を書くワークショップ
自分の村の地図とHIV/AIDSになる原因と結果を記した木を書くという内容でした。

書いているところ
地図の中に、学校や、酒場の位置を書いています。

課題の木2
幹にHIV/AIDSと書き、その下(根の部分)に原因を、
上(葉の部)分にHIV/AIDSになった結果どうなるかを書きます。
(チェワ語でAIDSはEDZI)

書き終わったら、各グループの発表。
最後にSave the Childrenの職員がお話をして終わりました。

発表が10グループで約1時間半、職員の話は約1時間もありました。
3時間近い間、言葉は全て現地語のチェワ語。
必死になって聞いていてもほとんど理解できないので、
途中からは寝ました。眼を閉じてリラックスして聞いていました。
終了後、良く分からなかった部分を同僚に英語で教えてもらいました。

HIV/AIDSがどこで発生するかを考える
まず、書いた地図。
村の地図
これは、村の中でどういった場所にHIV/AIDSの広がる原因があるかを
村人が自分たちで考えるための物。
例えば、下記の様な場所が挙げられます。

①ビールを飲める場所
この付近では、酔っ払いが村の女性にお金を払って性交渉をすることが多いです。
そうなると、HIV/AIDSに感染してしまう可能性が高くなる。

②Video Show
Video show
『映画館』という程の施設ではありませんが、映画を観れる施設があります。
映画が終わるのが遅いらしく、そこに来る若者は家に帰るのが遅くなる。
そして、暗くなって帰る前にメイズ畑や茂みの中で性交渉をする。

③モーテル
お酒が飲めて、宿泊もできる施設。酔っ払いがそのまま部屋に行って性交渉をする。
夜、付近には娼婦が多くなる。

④メイズ畑
雨季の今の時期、メイズが大きく育って人の姿を隠すにはちょうど良くなります。
そこで性交渉をしたり、時には強盗が潜んでいます。危険!!

こういった場所を村人同士で改めて確認し、
近づかない、子どもを近づかせないといった事を確認しあったようです。

ちなみに上記の①~④、私の任地ルンズにはたくさんあります・・・。

HIV/AIDSの原因、デメリットを考える
冒頭で紹介したように、木を書きます。(mitengo wa mabuto:課題の木)
課題の木
根の部分(真ん中から下)から、
HIV/AIDSが発生しやすくなるマラウイの伝統的習慣が浮かび上がってきました。

HIV/AIDSの原因となる伝統的習慣
・MDULIDWE:割礼

割礼とは男性の陰茎包皮を切除することである。宗教的ニュアンスはあるものの、
宗教上の行為かどうかは問わず、医療行為(包茎手術)も含まれる。
(中略)
包皮切除(割礼)を受けている男性は、受けていない男性よりも大幅にHIV陽性率が低い、
もしくはエイズ罹患率が低いという話もある。
(wikipedia 割礼より)


※割礼はむしろ予防になると思うのですが、村人が原因として挙げていたのでその通りに掲載しています。割礼をしたことでHIV/AIDSに100%ならないと信じ込んで、多くの女性と性交渉を持つというニュアンスの様です。

・KUSASA FUMBE:割礼後の性交渉

ベルトラン・オーベルトの研究(成人に割礼を行わせ、「受けた群」と「受けない群」の2群を比較した)などを見る限り、割礼はエイズ感染に何らかの予防効果を持つ。
ただ、オーベルト自身は安易にその事実を持ち出して割礼を受けさせる事は、
複数人との安易な性行為の増加につながりかねないという警告を同時に行っている。
(同じく、wikipedia 割礼より)


※割礼後に女性と性交渉をする習慣を指す様です(testすると表現していました)。

・CHIMWANAMAI:友人とパートナーを交換した性交渉
・UMPHARI:性病予防・避妊をしない性交渉

HIV/AIDSが原因でもたらされるもの
・貧困            ・エイズ孤児
・学校に行けない       ・子どもの非行
・飢餓            ・政府の対策のための支出が増える
など。

自分の活動に活かすとしたら・・・
この課題を<自分達でどう取り組んでいくか>
というところまで深く議論できたらより良いと思います。
あとはタイムマネジメント(発表も、職員の話も長過ぎ!!)。
こういった、更によくするためのchallengeはいくつかありますが、
村人自身が課題を確認し発表を行う参加型の内容で、とても良かったと思います。

住民参加型のワークショップは派遣前の研修で学んだので、
自分の活動にも活かせたらいいなと思います。

ちなみに、
マラウイの伝統的習慣に関してNAVERまとめに載っていたのでご紹介します。
(2人の同期隊員のブログ記事も紹介されています!)
NAVERまとめ マラウイ共和国における少女に性教育を教える「通過儀礼」とHIV感染

Zikomo!!(マラウイの現地語で、ありがとう)

※画像に出ている人達はワークショップ参加者です。
 今回の参加者がHIV/AIDSポジティブということでは決してありません。


(参考)
wikipedia マラウイにおけるHIV/AIDS
wikipedia 割礼

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